- 1子供のころに見ていた漫画の世界はいつも
- 2誰かを守って救うことが何より大切だった
- 3自分の幼さも知らず大口叩きまくって
- 4滴った血の黒さをまだ憶えている
- 5
- 6星の名前を知るたび僕らは大人になった
- 7誰にも渡せない秘密が一つずつ増えていった
- 8願うだけ強くなるたび眠るのが怖くなった
- 9なあ お前には何が見える?
- 10
- 11今だけは誰の声も聞こえない場所へ行こう
- 12寄せ書きもそっと机にしまって澄み渡る青い方へ
- 13僕らは今日ただ一羽の夢見がちな烏になって
- 14光を受けて続くこの道を辿り直していく
- 15
- 16不意に物置の奥から見つけた古いカセット
- 17直書きされていた名前が燻んで消えかけていた
- 18携帯電話の中にまだ残ってた写真は
- 19何故かその殆ど空ばかりだった
- 20
- 21人が嫌いなあの子に気付けば子供ができた
- 22同じ夢を見てたあいつは心を壊していった
- 23さよならも言えないままあの人はいなくなった
- 24なあ そこからは何が見える?
- 25
- 26子供のころに見た漫画の世界から
- 27誰かの為に生きることを教わった
- 28上手く言えないけど僕が生まれたのは
- 29誰かの為じゃなかったんだ
- 30
- 31紙吹雪を散そうあの空席を目掛けて
- 32更地になった公園でひたすら日が暮れるまで
- 33自分の幼さも知らず大口叩きまくって
- 34滴った血の黒さをまだ憶えている
- 35
- 36今だけは誰の声も聞こえない場所へ行こう
- 37寄せ書きもそっと机にしまって澄み渡る青い方へ
- 38僕らは今日ただ一羽の夢見がちな烏になって
- 39埃まみれで続く路地裏を辿り直していく