- 1赤々と燃ゆ灯火に
- 2絶えず絶えず、夜半の嵐荒ぶ
- 3胸の火床に設えた
- 4鉄を肥やす鞴の如く
- 5
- 6猫も杓子もはじめの火をいつしか忘れてしまう
- 7今や頭上の、赫灼たる日の輪の
- 8昇り来たる方を見よ!
- 9
- 10花篝、咲きを照らし
- 11行く末はさてもさても暗く朧なれど
- 12ひたに見つめるだけ
- 13
- 14ゆらゆら踊る火種、燃やせ、燃やせ!
- 15この生の千秋楽まで
- 16ざらざら粘る摩擦の只中で
- 17向かい風が吹くのを強く予感していた
- 18
- 19黒く炭化した感情の内側で燻っている
- 20この熱に息を吹きこんでくれ
- 21遠い先の先のその先で燃え尽きるまで
- 22踊る火種、燃やせ!
- 23
- 24青々と輝るその瞳
- 25されどされど夢は遠く霞む
- 26魑魅魍魎が犇めきたち
- 27明日も知れぬ薄ら氷の上
- 28
- 29どの選択も伸るか反るか
- 30答えは神のみぞ知る
- 31咲くも咲かずも、終わりは程遠い
- 32果てるまで続く
- 33
- 34ちらちら揺らめく風前の灯火
- 35今に果てそうにふらふらり
- 36ここから建てる塔のはじめの杭
- 37明日が重なっていく基
- 38
- 39ゆらゆら踊る火種、燃やせ、燃やせ!
- 40この生の千秋楽まで
- 41ざらざら粘る摩擦の只中で
- 42向かい風が吹くのを強く予感していた
- 43
- 44黒く炭化した感情の内側で燻っている
- 45この熱に息を吹きこんでくれ
- 46遠い先の先のその先で燃え尽きるまで
- 47踊る火種、燃やせ!
火種
Single • 2026 • 1 track