- 1点から線へと繋げて出来た形が愛おしくなくても
- 2抱えて生きていく、浅い呼吸でも息を続ける
- 3天から見たこの家はきっと思うより小さく見える
- 4でもこの絶望を忘れたら鏡でさえ疑って
- 5
- 6私、人形の街をゆく 誰も知らないような風が吹く
- 7継ぎ接ぎだらけ舞台の上で目を凝らそう
- 8
- 9薄めたその血さえ貴方の名前を付けたら
- 10私が呼んであげる、手を取って踊ってあげる
- 11そうして朝が来て、清潔な営みへと戻る前に
- 12私の体に傷を付けて
- 13
- 14健全な日々は紅茶の香りと共に立ち消えてしまい、
- 15濃い霧に包まれた光が膨らんで恐ろしい
- 16
- 17人形の街をゆく 語り部のない夜を編んでいく
- 18錆びた郵便函の手紙の宛名、開かなくても分かる、きっとそう
- 19
- 20その目で見る世界はどんな夜でも明るいはず
- 21冷たくなる体を冷たいままでいさせて
- 22残り火が跳ねて足の甲に落ちても
- 23私の形はもう変わらないこと愛して
- 24
- 25薄めたその血さえ貴方の名前を付けたら
- 26私が呼んであげる、手を取って踊ってあげる
- 27
- 28例えば貴方が何処へも行けなくなったら
- 29私が呼んであげる、手を握って眠ってあげる
- 30そうして朝が来て、清潔な営みへと戻る前に
- 31私の体に傷を付けて、私の形を変えてみせて